WANI
の使用法

2005年7月14日更新

 このページでは、私が実際にPC-Talkerで使えた「WANI」の使用法などについて掲載してあります。
※PC-TalkerのVersionはPC-Talker XP1.05です。
※掲載内容は作者のパソコン環境においてのものです。また、掲載内容通りに操作をおこなって生じたあらゆる事項において作者は一切責任を負わないものとします。
※著作権にはご注意下さい。


   ◆  WANI

音声化確認Version: 1.4
作者: NOBさん
 マイク入力などからパソコンに録音したWAVEファイルの音量は、CD2WAV32などを使って音楽CDから抽出したWAVEファイルの音量と比べると低いものです。
このソフトを使うと一度に複数のWAVEファイルの音量バランスをそろえること(正規化)ができます。
正規化したWAVEファイルの音量は、CD2WAV32などを使って音楽CDから抽出したWAVEファイルの音量と同じ程度に上がります。
 WANI のVectorページへ 
↑http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se066401.html
 WANI の作者ページへ 
↑http://homepage2.nifty.com/m_nob/

 このソフトはインストールは必要ありません。ダウンロードした「wani10.lzh」を解凍ソフトで「フォルダ付き解凍」するか、任意のフォルダに解凍するなどして下さい。

 解凍ソフトを持っていない方や解凍方法がよく分からないという方は、解凍専用ソフトの「解凍レンジ」の入手と使用法などについて、以下の私のページに掲載してありますので参考にしてみて下さい。
 解凍レンジ の入手と使用法 
↑http://lumo21.net/soft/lzh-dl/c_range.htm

 解凍が終わったらあとは「WANI.exe」へのショートカットを作成しデスクトップなどに置いておけばそのショートカットを実行することでWANIを簡単に起動できます。

 さて、WANIを使って一度に複数のWAVEファイルの音量バランスをそろえる方法ですが、ここではWANIの設定を何も変更しなかった場合について記述します。
※以下、WAVEファイルの音量バランスをそろえることを正規化と記述します。
まずは正規化したいWAVEファイルを予め用意しておきます。

例えば、WAVE形式での長時間録音ができる「ぽけっとれこーだー」を使ってパソコンにつないだラジカセなどから録音した「01.wav」、「02.wav」、「03.wav」という3個の WAVEファイルをマイ ドキュメント内に用意したとします。
次にWANIを起動して下さい。
すると、

「WANI」

などと音声が聞こえます。
さて、WAVEファイルを正規化するには、正規化したいファイルをリストに追加する必要があります。
プルダウンメニューの「ファイル F トップメニュー」の「追加 A」でエンターキーを押します。
すると、

「ファイル名:の 文字入力 N」

と音声が聞こえます。
次にタブキーを

「開くの 選択 〜」

などと音声が聞こえる箇所まで押します。
※上記の「〜」の部分は、環境により異なります。
ここではフォルダやファイルを選択できます。初期状態ではマイ ドキュメント内が選択されています。
今は「01.wav」、「02.wav」、「03.wav」を開きたいので、十字キーで

「01.wav」

と音声が聞える箇所を選択してからシフトキーを押したまま、

「03.wav」

と聞える箇所を選択します。
これで「01.wav」から「03.wav」までの、3個のファイルが選択されています。
3個のファイルが選択されているか確認するには、シフトキーを押すと「01.wav」から「03.wav」までの、選択中の3個のファイル名などを読み上げるのでわかります。
開きたい3個のファイルを選択したらエンターキーを押すか、または「開くの 確認 O」と音声が聞こえる所までタブキーを押してからエンターキーを押します。
すると、「WANIの 選択」などと聞えます。

 さて、正規化したいWAVEファイルをリストに追加したら、プルダウンメニューの「処理 G トップメニュー」の「正規化開始 N ウインドウ」でエンターキーを押します。
すると、

「正規化したファイルを保存するディレクトリを選択してください。の フォルダ選択 マイ コンピュータ マイナス」

と音声が聞こえます。
ここでは正規化したファイルをどこに保存するかを選択できます。
例えば、Cドライブに保存するなら、
下矢印キーを

「(C:) プラス」

と音声が聞こえるまで押してからエンターキーを押します。
すると、

「OKの 確認」

と音声が聞こえますのでエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと

「キャンセルの 確認」

と音声が聞こえ、WAVEファイルの正規化が始まります。
正規化中はハードディスクの回転音が聞こえると思います。
また、正規化中なら Ctrl+Alt+テンキー1 を押してウインドウ名読みを実行すると、

「WANI 正規化中です...」

と音声が聞こえます。この音声が聞こえたなら正規化は終わっていません。

 さて、正規化が終わっても正規化が終わったことがわかるような音声は聞こえませんが、正規化中に聞こえていたハードディスクの回転音が聞こえなくなっているので正規化が終わったことが分かると思います。
また、正規化が終わっていたなら Ctrl+Alt+テンキー1 を押してウインドウ名読みを実行すると、

「完了しました」

と音声が聞こえます。この音声が聞こえたなら正規化は終わっています。
正規化が終わったならタブキーを押して下さい。
タブキーを押すと、

「OKの 確認」

と音声が聞こえますのでエンターキーを押して下さい。その後WANIを終了して下さい。

 さて、今回は3個のWAVEファイルを正規化しました。
「正規化したファイルを保存するディレクトリを選択してください。の フォルダ選択 マイ コンピュータ マイナス」
で、「(C:) プラス」を選択しておいたので、Cドライブには「01.wav」から、「03.wav」までの正規化した3個のWAVEファイルがあります。
正規化したWAVEファイルを再生してみると音量が、CD2WAV32などを使って音楽CDから抽出したWAVEファイルの音量と同じ程度に上がっていることがわかると思います。

 WANIの使用法については今回はここまでです。
WAVEファイルをハードディスクに保存していくと、ハードディスクの空きが減ってしまいます。そこでWAVEファイルをMP3ファイルやWMAファイルに変換しておくとハードディスクの空きが減るのを軽減できます。



▼ ルーモ21の移動用 ▼

 PC-Talkerで使えるフリーソフト 

 ルーモ21 メニュー 

 ルーモ21 トップ 
↑http://lumo21.net/