ぽけっとぷれいやー
の入手と使用法

2005年1月3日更新

 このページでは、私が実際にPC-Talkerで使えた「ぽけっとぷれいやー」のダウンロードを実行できます。
また、使用法などについても掲載してあります。
※掲載内容は作者のパソコン環境においてのものです。また、掲載内容通りに操作をおこなって生じたあらゆる事項において作者は一切責任を負わないものとします。


   ◆  ぽけっとぷれいやー

音声化確認Version: 3.06 2.29/2.29_SP
作者: POKEPAさん
 このソフトは、WAVEファイルやMIDIファイル、MP3ファイルなどをタイトル・アーティスト名を表示しながら演奏するメディアプレイヤーです。
プレイリストを作成でき、シングル・リピート・ランダム再生なども可能です。
キーボードだけでもさまざまな操作ができます。
また、Version 3以降、フォルダ単位でリストに曲を追加できるなどの機能があります。
旧Version 2.29ではリストの選択部分をクリップボードに転送する機能を追加するオプションソフトを使うと、音声化ソフトでクリップボードを読むことで、どの曲を選択しているか分かるようになります。
なお、PC-Talker Version4以降ではリストの選択部分をそのまま音声化できました。
Version 2.29と2.29_SPの違いは、2.29ではWindows Media Playerなどの環境によりMP3ファイルの再生ができない場合がありますが、2.29_SPでは「VBMP3.dll」を使ってMP3ファイルの再生ができますが、Version2.29より多少安定性に欠けるのでご注意ください。
 ぽけっとぷれいやー のVectorページへ 
↑http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se096517.html
 ぽけっとぷれいやー の作者ページへ 
↑http://radical.xrea.jp/

 以下、旧Versionのダウンロードや操作方法です。

◆ 以下から、ぽけっとぷれいやーVersion2.29にリストの選択部分をクリップボードに転送するオプションソフトを入れて圧縮した、ぽけっとぷれいやーオプション入り(ppp229_ctitile.lzh 228KB)のダウンロードを実行できます。
 ぽけっとぷれいやー2.29オプション入り をダウンロード 
↑http://lumo21.net/soft/media-dl/ppp229_ctitile.lzh

◆ 以下から、ぽけっとぷれいやーVersion2.29_SPにリストの選択部分をクリップボードに転送するオプションソフトを入れて圧縮した、ぽけっとぷれいやーオプション入り(ppp229sp_ctitile.lzh 335KB)のダウンロードを実行できます。
 ぽけっとぷれいやー2.29_SPオプション入り をダウンロード 
↑http://lumo21.net/soft/media-dl/ppp229sp_ctitile.lzh

 このソフトはインストールは必要ありません。ダウンロードした「ppp229_ctitile.lzh」、または「ppp229sp_ctitile.lzh」を解凍ソフトで「フォルダ付き解凍」するか、任意のフォルダに解凍するなどして下さい。

 解凍ソフトを持っていない方や解凍方法がよく分からないという方は、解凍専用ソフトの「解凍レンジ」の入手と使用法などについて、以下の私のページに掲載してありますので参考にしてみて下さい。
 解凍レンジ の入手と使用法 
↑http://lumo21.net/soft/lzh-dl/c_range.htm

 解凍が終わったらあとは「pplayer.exe」へのショートカットを作成しデスクトップなどに置いておけばそのショートカットを実行することでぽけっとぷれいやーを簡単に起動できます。

 さて、まずはプレイリストのカーソル部分をクリップボードに自動転送するかどうかの設定について説明します。
ぽけっとぷれいやーを起動した後、「F4」を押すと、

「ぽけっとぷれいやーのメッセージ プレイリストでタイトルをクリップボードにコピーしますか? エンターは OK エスケープワ キャンセル」

と音声が聞こえます。ここでプレイリストのカーソル部分をクリップボードに自動転送するかどうかを設定できます。
「OK」を選択してエンターキーを押すとプレイリストのカーソル部分をクリップボードに自動転送するようになります。
また、 エスケープキーを押すと自動転送を解除できます。
※自動転送するかどうかの切替えが反映されるのは次回ぽけっとぷれいやーを起動してからですので、設定を変更したらいったんぽけっとぷれいやーを終了し、再びぽけっとぷれいやーを起動して下さい。

 ところであなたはどのようにMP3ファイルを保存していますか。私は作成したMP3ファイルをわかりやすく保存するために、フォルダ「MP3」を作成し、さらにその内にもとのCDの「歌手名」や「CD名」をつけたフォルダを作成しそこに保存しています。
例えば、MP3ファイルをEドライブに保存すると以下のようになります。
E:\mp3\歌手名\CD名\CD名_01.mp3
もとのCDの歌手の名前が「ザード」で、CDの名前が「揺れる想い」だったなら以下のようになります。
E:\mp3\zard\揺れる想い\揺れる想い_01.mp3

よって文中に「zard」や「揺れる想い」と記述してある箇所がありますが、それらの部分にはもとのCDにより異なった名前が入るものとします。

 さて、ぽけっとぷれいやーを起動したらまずは再生したいWAVEファイルやMIDIファイル、MP3ファイルなどを集めてフレイリストを作成しましょう。
例えば、CDから作成したMP3ファイルを
E:\mp3\zard\揺れる想い\揺れる想い_01.mp3
のように保存していたとします。
そして、「揺れる想い_01.mp3」と同じフォルダ内に、「揺れる想い_10.mp3」までの10曲のMP3ファイルが保存されていたとし、この10曲をプレイリストに追加したいとします。
 フレイリストを作成するには、プルダウンメニューの「ファイル F トップメニュー」の「ファイルの追加 A」でエンターキーを押します。
すると、

「ファイル名:の 文字入力 N」

と音声が聞こえます。ここではリストに追加したいWAVEファイルのファイル名を入力して指定できますが、別にここで指定しなくても構いません。
次に

「ファイルの場所:の 選択 I ppp229sp_ctitile」

と聞こえるところまでタブキーを押して下さい。
※上記の「ppp229sp_ctitile」の部分は、環境により異なります。
ここではドライブやフォルダを選択できます。初期状態では「pplayer.exe」の入っているフォルダが選択されています。
今は「Eドライブ」を開きたいので、十字キーで

「(E:)」

と聞える箇所を選択します。
それからタブキーを押すと、

「ファイルを追加の 選択 doc」

と音声が聞えます。
※上記の「doc」の部分は、環境により異なります。
ここでは先ほどの「ファイルの場所:の 選択」で選択したドライブ内やフォルダ内にあるフォルダやファイルを選択できます。
今はフォルダ「mp3」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「mp3」

と音声が聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「ファイルを追加の 選択 zard」

と音声が聞えます。
ここでは先ほどの「ファイルを追加の 選択」で選択したフォルダ内にあるフォルダやファイルを選択できます。
今はフォルダ「zard」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「zard」

と聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「ファイルを追加の 選択 揺れる想い」

と音声が聞えます。
今はフォルダ「揺れる想い」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「揺れる想い」

と聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「ファイルを追加の 選択 揺れる想い_01.mp3」

と音声が聞えます。
今はファイル「揺れる想い_01.mp3」から「揺れる想い_10.mp3」を開きたいので、十字キーで

「揺れる想い_01.mp3」

と音声が聞える箇所を選択してからシフトキーを押したまま、

「揺れる想い_10.mp3」

と聞える箇所を選択します。
これで「揺れる想い_01.mp3」から「揺れる想い_10.mp3」までの、10個のファイルが選択されています。
※この際、Ctrl+aを使って10個のファイルをまとめて選択することもできます。
Ctrl+aを押すと、現在カーソルが当っている箇所のファイル名が読み上げられます。

10個のファイルが選択されているか確認するには、シフトキーを押すと「揺れる想い_01.mp3」から「揺れる想い_10.mp3」までの、選択中の10個のファイル名を読み上げるのでわかります。
開きたい10個のファイルを選択したらエンターキーを押すか、または「開くの 確認 O」と聞こえる所までタブキーを押してからエンターキーを押します。

 さて、ファイルを追加すると追加したファイルがプレイリストに表示され、上下カーソルキーなどで選択してエンターキーを押すことで、その曲の再生またはその曲からの再生ができるようになっています。
プレイリストのカーソル部分をクリップボードに自動転送するように設定しておいたなら、音声化ソフトでクリップボードを読むことで、どの曲を選択しているか分かります。

 PC-Talkerでクリップボードを読ませるには、以下のような複数の方法があります。
* あらかじめクリップボードを自動的に読み上げるように設定しておく。

* テンキーをクリップボードモードにしておいてテンキーの 0 を押してクリップボードを1行読みさせるか、または .(ピリオド)を押してクリップボードを全文読みさせる。

*  Ctrl+Alt+C を押してクリップボードを全文読みさせる。


もし、プレイリストの「揺れる想い_01.mp3」が選択されていたなら、クリップボードを読み上げさせると、「揺れる想い_01.mp3」と音声が聞こえます。
また、あらかじめクリップボードを自動的に読み上げるように設定しておいたなら、下カーソルキーを押すたびに、「揺れる想い_02.mp3」、「揺れる想い_03.mp3」といった具合に音声が聞こえます。
※クリップボードを自動的に読み上げるように設定したまま再生すると、再生中にプレイリストで現在選択しているタイトル名が読み上げられるため、再生前にはクリップボードを自動的に読み上げないようにした方がいいでしょう。

これで現在どの曲を選択しているかがわかるので、プレイリストから好きな曲を選択して再生することができますね。

もし、プレイリストの曲順がおかしいならプルダウンメニューの「編集 E トップメニュー」の「タイトルでソート T」でエンターキーを押すか、「フルパスでソート P」でエンターキーを押します。
これでプレイリストの曲順が整理されます。

 さて、再生したいWAVEファイルやMIDIファイル、MP3ファイルなどを集めてフレイリストを作成したら保存してみましょう。

例えば、MP3ファイルのリストを
E:\mp3リスト\zard\揺れる想い\揺れる想い.m3u
のように保存したいとします。
※上記は、MP3のリストファイルをわかりやすく保存するために、Eドライブに「歌手名」や「CD名」をつけた、フォルダがすでに作成してあるものと仮定しています。

プルダウンメニューの「ファイル F トップメニュー」の「リストを保存 S」でエンターキーを押します。
すると、

「ファイル名:の 文字入力 N」

と音声が聞こえます。ここではファイル名を入力してリストを保存できますが、別にここで保存しなくても構いません。
次に

「保存する場所:の 選択 I ppp229sp_ctitile」

と聞こえるところまでタブキーを押して下さい。
※上記の「ppp229sp_ctitile」の部分は、環境により異なります。
ここではドライブやフォルダを選択できます。初期状態では「pplayer.exe」の入っているフォルダが選択されています。
今は「Eドライブ」を開きたいので、十字キーで

「(E:)」

と聞える箇所を選択します。
それからタブキーを押すと、

「リストを保存の 選択 doc」

と音声が聞えます。
※上記の「doc」の部分は、環境により異なります。
ここでは先ほどの「保存する場所:の 選択」で選択したドライブ内やフォルダ内にあるフォルダやファイルを選択できます。
今はフォルダ「mp3リスト」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「mp3リスト」

と音声が聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「リストを保存の 選択 zard」

と音声が聞えます。
ここでは先ほどの「リストを保存の 選択」で選択したフォルダ内にあるフォルダやファイルを選択できます。
今はフォルダ「zard」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「zard」

と聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「リストを保存の 選択 揺れる想い」

と音声が聞えます。
今はフォルダ「揺れる想い」を開きたいので、いったん下カーソルキーを押してから十字キーで

「揺れる想い」

と聞える箇所を選択します。
それからエンターキーを押します。
すると、

「リストを保存の 選択」

と音声が聞えます。今はここにMP3ファイルのリストを保存したいわけです。
次はタブキーを押して下さい。
すると、

「ファイル名:の 文字入力 N」

と音声が聞こえます。
ここで「揺れる想い.m3u」と入力してエンターキーを押すと、
E:\mp3リスト\zard\揺れる想い\揺れる想い.m3u
のようにリストを保存できます。

※適当な場所にリストを保存しておいてから、後でマイ コンピュータなどでリストを保存したい場所に移動させても構いません。
※プレイリストのファイル内容は、MP3などのファイル名をフルパスで記述したものです。そのためエディタなどでMP3などのファイル名をフルパスで記述し、拡張子に「m3u」をつけて保存するとプレイリストになります。
また、マイ コンピュータなどで拡張子が「m3u」のファイルを選択しエンターキーを押すと、Windows Media Playerなどが起動しリストの曲の再生が開始されます。

 ぽけっとぷれいやーで拡張子が「m3u」のファイルを開くには、プルダウンメニューの「ファイル F トップメニュー」の「リストを開く O」でエンターキーを押します。
すると、

「ファイル名:の 文字入力 N」

と音声が聞こえます。
この後の操作方法は、再生したいファイルをプレイリストに追加したのと同じような感じです。

 さて、ここでぽけっとぷれいやーの基本的な操作を説明します。

* 再生を開始するにはスペースキーまたはエンターキーを押して下さい。

* 再生の一時停止と再開はCtrl+スペースです。

* 再生の早送りはCtrl+右カーソルキーで、再生の巻き戻しはCtrl+左カーソルキーです。

* 次の曲への移動はAlt+右カーソルキーで、前の曲への移動はAlt+左カーソルキーです。

* 再生を停止するにはスペースキーを押して下さい。


 さて、次はプレイリストにある曲を再生する方法です。
初期状態ではプルダウンメニューの「設定 S トップメニュー」の「プレイモード P メニュー」で、「リスト再生 L」がチェックされています。
リスト再生をチェックしている場合にスペースキーを押すとプレイリストにある曲を上から順に再生します。
また、プレイリストにある任意の曲を選択してエンターキーを押すと、その曲から順に再生します。
また、初期状態ではプルダウンメニューの「設定 S トップメニュー」の「リピートを行う R」がチェックされています。
ここをチェックしていると、曲の再生が繰返されます。
また、初期状態ではプルダウンメニューの「設定 S トップメニュー」の「前回のリストを開く O」がチェックされています。
ここをチェックしていると、次回ぽけっとぷれいやーを起動した際に前回のプレイリストが自動的に開かれます。

 今回はここまでです。このソフトには他にもさまざまな機能があります。ヘルプを参考にして下さい。



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