このページでは、私が実際にPC-Talkerで使えた「BlackJumboDog」の入手先やプロキシサーバとしての使用方法などについて掲載してあります。
※PC-TalkerのVersionは4.02です。
※掲載内容は作者のパソコン環境においてのものです。また、掲載内容通りに操作をおこなって生じたあらゆる事項において作者は一切責任を負わないものとします。
◆ BlackJumboDog
音声化確認Version: 2.4.2
作者: SapporoWorksさん
このソフトはイントラネット用の簡易サーバで、サーバ機能としてWeb・メールやプロキシーの機能があります。
プロキシサーバを使用すると、ラン上に、インターネットに接続できるパソコンが1台あれば、そのラン上の全部のパソコンからインターネットへの接続が可能になります。
メールサーバでは、イントラネット内のメールをインターネットのメールに転送する機能を用いて、1つのメールアドレスを複数で共有することもできるようになります。
BlackJumboDog のVectorページへ
↑http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se155232.html
BlackJumboDog の作者ページへ
↑http://homepage2.nifty.com/spw/
このソフトはインストールが必要です。
ダウンロードした「bjd-2.4.0.exe」は自己解凍形式になっているので、解凍すると多くのファイルが出てきます。
私はデスクトップに新しいフォルダを作製し、その内に「bjd-2.4.0.exe」を入れました。
「bjd-2.4.2.exe」を選択しエンターキーを押します。
すると、
「解凍するフォルダを指定してくださいの 文字入力 C:\WINDOWS\デスクトップ\新しいフォルダ」
などと音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「次へ >の 確認 N」
と音声が聞えます。
ここで画面を読ませてみると、
「BlackJumboDog セットアッププログラムへようこそ。このプログラムは、コンピュータに BlackJumboDogをインストールします。 このセットアッププログラムを実行する前に、すべての実行中のWindowsプログラムを終了してください。 警告: このプログラムは、著作権法および国際条約によって保護されています。 このプログラム、またはその一部を無断で複製したり頒布することは、法律により禁止されています。 別のプログラムを実行している場合は、[キャンセル]ボタンをクリックしてセットアップを中断後、実行中のプログラムを閉じます。セットアッププログラムを続行するには、[次へ]ボタンをクリックします。」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「次へ >の 確認 N」
と音声が聞えます。
ここで画面を読ませてみると、
「セットアップは、次のディレクトリにBlackJumboDogをインストールします。
このディレクトリへインストールするには、[次へ]ボタンをクリックしてください。
別のディレクトリへインストールする場合は、[参照...]ボタンをクリックしディレクトリを選択してください。
BlackJumboDogをインストールしない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックし中断してください。 インストール先ディレクトリ C:\...\SapporoWorks\BlackJumboDog」
と音声が聞えます。
別に変更する必要もないので、エンターキーを押すと、
「プログラム フォルダ:の 文字入力 P」
と音声が聞えます。
ここで画面を読ませてみると、
「プログラム フォルダ: 既存のフォルダ: セットアップは、次のプログラム フォルダにプログラム アイコンを追加します。新しいフォルダ名を入力するか、または既存のフォルダ リストから選択することもできます。[次へ]ボタンをクリックして続行してください。 X」
と音声が聞えます。
別に変更する必要もないので、エンターキーを押すと、
「完了の 確認」
と音声が聞えます。
ここで画面を読ませてみると、
「コンピュータ上へのアプリケーションのインストールを完了しました。
インストールされたアイコンを選択するとアプリケーションを起動できます。 [完了]ボタンをクリックすると、セットアップを終了します。」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、BlackJumboDogのインストール作業は終了し、フォルダ「BlackJumboDog」が開いていて、
「BlackJumboDogの 選択 BlackJumboDog 1KB, ショートカット, 〜」
などと音声が聞えます。
このフォルダを閉じます。
さて、次はBlackJumboDogの設定をします。
その前に今回は例として、ラン上のパソコンは全部で3台とし、その内の1台がダイアルアップ接続によりインターネットに接続できると仮定します。
また、各パソコンのランのIPアドレスは以下のようになっていると仮定します。
1台目のダイアルアップ接続によりインターネットに接続できるパソコンのランのIPアドレスは 192.168.0.1 とする。
2台目のパソコンのランのIPアドレスは 192.168.0.2 とする。
3台目のパソコンのランのIPアドレスは 192.168.0.3 とする。
それでは設定方法です。
BlackJumboDogはBlackJumboDogが起動していない間に各種の設定が保存されるファイルに直接設定値を書き込むことができます。
まず、BlackJumboDogを起動します。
スタートメニューの「プログラム P メニュー」の「BlackJumboDog メニュー」の「BlackJumboDog」でエンターキーを押すと起動します。
BlackJumboDogを初めて起動すると、BlackJumboDogの設定などが保存されるファイルが作製されます。
起動したBlackJumboDogはタスクトレイに常駐しています。
次にBlackJumboDogを終了します。
PC-Talkerのマウスモードを使用します。
Ctrl+Alt+Home を「マウス」と音声が聞えるまで押します。
次にテンキーの 0 を「BlackJumboDog」と音声が聞えるまで押します。
次にテンキーの 9 を押します。
すると、メニューが開き、
「BlackJumboDog」
と音声が聞えます。
上下カーソルキーで、「終了 X」を選択しエンターキーを押します。
これでBlackJumboDogは終了しタスクトレイからなくなったと思います。
※Windows MEではPC-Talkerのマウスモードを使用しなくても、キーボードでタスクトレイの「BlackJumboDog」を選択しアプリケーションキーを押すと、メニューが開くので、上下カーソルキーで、「終了 X」を選択しエンターキーを押しても終了できます。
次にBlackJumboDogのプロキシサーバを利用可能なユーザーに関する設定が保存されるファイルに直接設定値を書き込むことにします。
C:\Program Files\SapporoWorks\BlackJumboDog\ProxyUser.Dat
をエディタなどで開きます。
初めは何も書かれていないと思います。
このファイルには
名前(ログ表示用の名前),アドレス(プロキシサーバを利用するユーザーのIPアドレス)
を入力します。
名前欄は全角でも半角でも構わないようです。わかりやすい名前を入力します。
アドレス欄に入力するIPアドレスは、完全一致で指定する方法と複数を同時に指定する方法があります。
今回は複数台のパソコンからプロキシサーバを利用するので、複数を同時に指定する方法で入力します。
例として、1行目に、
自宅のラン,192.168.0.*
と書き込み、上書き保存しファイルを閉じます。
これでBlackJumboDogのプロキシサーバを利用可能なユーザーに関する設定は終了です。
さて、次はプロキシサーバを利用する2台目と3台目のパソコンのインターネットエクスプローラの設定をします。
インターネットエクスプローラを起動し、プルダウンメニューの「ファイル (F) トップメニュー」の「ツール (T) トップメニュー」の「インターネットオプション O ウインドウ」でエンターキーを押します。
すると、
「アドレス:の 文字入力 R 〜」
などと音声が聞えます。
次に シフト+タブキー を押すと、
「全般の 選択 タブで設定」
と音声が聞えます。
次に右カーソルキーを3回押すと、
「接続」
と音声が聞えます。
次にタブキーを6回押すと、
「設定...の 選択 ネットワーク接続が存在しないときには、ダイヤルする W」
などと音声が聞えます。
ここでは十字カーソルキーで
「通常の接続でダイヤルする O」
「ダイヤルしない C」
「ネットワーク接続が存在しないときには、ダイヤルする W」
のいずれかを選択できます。
今回は
「ダイヤルしない C」
を選択します。
次にタブキーを押すと、
「LAN の設定...の 確認 L」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「設定を自動的に検出するの 切替 チェック A」
などと音声が聞えます。
もしここが「チェック ナシ」なら「チェック」にしておくといいと思います。
次にタブキーを2回押すと、
「プロキシ サーバーを使用するの 切替 チェック ナシ X」
などと音声が聞えます。
もしここが「チェック ナシ」ならスペースキーを押して「チェック」にしてください。
次にタブキーを押すと、
「アドレス:の 文字入力 E」
と音声が聞えます。
ここにはプロキシサーバのIPアドレスを入力します。
今回はBlackJumboDogをインストールしてあるラン上のパソコンのIPアドレス「192.168.0.1」と入力します。
次にタブキーを押すと、
「ポート:の 文字入力 T」
と音声が聞えます。
BlackJumboDogは初期設定でhttpプロキシのポートが8080に設定されていますので、ここには「8080」と入力します。
次にタブキーを3回押すと、
「OKの 確認」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「LAN の設定...の 確認 L」
と音声が聞えます。
次にタブキーを押すと、
「OKの 確認」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、インターネットエクスプローラの設定は終了です。
さて、次はプロキシサーバを利用する2台目と3台目のパソコンのRealPlayer 8 Basicの設定をします。
RealPlayer 8 Basicを起動し、プルダウンメニューの「ファイル F トップメニュー」の「表示 V トップメニュー」の「環境設定 P ウインドウ」でエンターキーを押します。
すると、
「RealPlayer 起動時にクリップを再生の 切替 チェック ナシ P」
などと音声が聞えます。
次に シフト+タブキー を押すと、
「一般の 選択 タブで設定」
と音声が聞えます。
次に右カーソルキーを5回押すと、
「転送」
と音声が聞えます。
次にタブキーを押すと、
「お使いのコンピュータでネットワークの転送に問題が発生する場合は、RealPlayer が使用する転送方法を指定します。RTSP プロトコルと PNA プロトコルに異なる設定を指定することが可能です。の 選択 最適な転送方法を自動選択: S」
と音声が聞えます。
ここでは十字カーソルキーで、「指定した転送方法を使用: I」を選択します。
次にタブキーを押すと、
「RTSP の設定...の 確認 R」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「これらの各設定は、ネットワーク転送のそれぞれ別のモードに対するものです。受信可能なモードを選択します。(最適な設定については、ネットワーク管理者に問い合わせてください)の 選択 TCP でサーバに接続 C」
と音声が聞えます。
ここでは十字カーソルキーで、「HTTP のみを使う H」を選択します。
次にタブキーを押すと、
「OKの 確認」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「RTSP の設定...の 確認 R」
と音声が聞えます。
次にタブキーを押すと、
「PNA の設定...の 確認 P」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「これらの各設定は、ネットワーク転送のそれぞれ別のモードに対するものです。受信可能なモードを選択します。(最適な設定については、ネットワーク管理者に問い合わせてください)の 選択 TCP でサーバに接続 C」
と音声が聞えます。
ここでは十字カーソルキーで、「HTTP のみを使う H」を選択します。
次にタブキーを押すと、
「OKの 確認」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、
「PNA の設定...の 確認 P」
と音声が聞えます。
次にタブキーを4回押すと、
「転送の 選択 タブで設定」
と音声が聞えます。
次に右カーソルキーを押すと、
「プロキシ」
と音声が聞えます。
次にタブキーを3回押すと、
「HTTP のオプションの 選択 HTTP プロキシなし N」
と音声が聞えます。
ここでは十字カーソルキーで、「HTTP プロキシを手動で設定 M」を選択します。
次にタブキーを押すと、
「プロキシ サーバ:の 文字入力 S」
と音声が聞えます。
ここにはプロキシサーバのIPアドレスを入力します。
今回はBlackJumboDogをインストールしてあるラン上のパソコンのIPアドレス「192.168.0.1」と入力します。
次にタブキーを押すと、
「プロキシ サーバ:の 文字入力 S 80」
と音声が聞えます。
BlackJumboDogは初期設定でhttpプロキシのポートが8080に設定されていますので、ここには「8080」と入力します。
次にタブキーを2回押すと、
「OKの 確認」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、RealPlayer 8 Basicの設定は終了です。
RealPlayer 8 Basicを終了してください。
さて、それではBlackJumboDogのプロキシサーバを利用する、ラン上の他のパソコンのインターネットエクスプローラでホームページを閲覧してみます。
まず、ダイアルアップ接続によりインターネットに接続できる1台目のパソコンのBlackJumboDogを起動します。
スタートメニューの「プログラム P メニュー」の「BlackJumboDog メニュー」の「BlackJumboDog」でエンターキーを押すと起動します。
起動したBlackJumboDogはタスクトレイに常駐しています。
それから、プロキシサーバを利用するラン上の2台目3台目のパソコンのインターネットエクスプローラを起動します。
起動した際に始めに表示されるページがインターネット上のページだった場合や、インターネット上のページへのリンクを実行すると、ダイアルアップ接続によりインターネットに接続できる1台目のパソコンのBlackJumboDogが自動的にダイアルアップ接続を実行し、インターネットに接続してくれます。
※1台目のパソコンのBlackJumboDogを起動する前にダイアルアップ接続を実行し、インターネットに接続しておいても構いません。
そしてプロキシサーバを利用するラン上の2台目3台目のパソコンのインターネットエクスプローラでは普通にホームページの閲覧やビデオやラジオなどのさまざまなストリーム放送を見たり聞いたりできました。
また、フリーソフトなどのダウンロードもできました。
さて、次はBlackJumboDogの終了とダイアルアップ接続の切断をまとめてする方法を説明します。
BlackJumboDogを終了します。
PC-Talkerのマウスモードを使用します。
Ctrl+Alt+Home を「マウス」と音声が聞えるまで押します。
次にテンキーの 0 を「BlackJumboDog」と音声が聞えるまで押します。
次にテンキーの 9 を押します。
すると、メニューが開き、
「BlackJumboDog 」
と音声が聞えます。
上下カーソルキーで、「終了 X」を選択しエンターキーを押します。
すると、
「BlackJumboDogの警告メッセージ ダイアルアップ接続を切断しますか? エンターは OK エスケープワ キャンセル」
と音声が聞えます。
次にエンターキーを押すと、ダイアルアップ接続は切断され、BlackJumboDogは終了しタスクトレイからなくなったと思います。
※Windows MEではPC-Talkerのマウスモードを使用しなくても、キーボードでタスクトレイの「BlackJumboDog」を選択しアプリケーションキーを押すと、メニューが開くので、上下カーソルキーで、「終了 X」を選択しエンターキーを押しても終了できます。
今回のレポートはこれで終わりです。
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