このページでは、私が実際にPC-Talkerで使えた「Windows Media Tools」の使用法などについて掲載してあります。
※PC-TalkerのVersionは4.01です。
※掲載内容は作者のパソコン環境においてのものです。また、掲載内容通りに操作をおこなって生じたあらゆる事項において作者は一切責任を負わないものとします。
◆ Windows Media Tools
音声化確認Version: 4.1
作者: Microsoftさん
Windows Media Tools4.1はWindows Media エンコーダなどを含んでいます。Windows Media エンコーダを使用すると、映像と音声、または音声だけをリアルタイムにキャプチャしながらASFファイルとして保存したり、また、WAVEファイルやMP3ファイル、AVIファイルをASFファイルに変換できます。
ASFファイル(Windows Media オーディオ/ビデオ ファイル)は圧縮率が高いのでファイルサイズを小さくできます。
※音声だけのASFファイルは拡張子を「asf」から「wma」に変更するとWMAファイルになります。
※Windows Media エンコーダはWindows Media Tools4.1を完全インストールするとスタートメニューから起動できます。
このソフトはインストールが必要です。
インストール方法は、ダウンロードした「wmtools.exe」をマイ コンピュータなどで選択しエンターキーを押します。
すると、
「次の使用許諾契約をお読みください。 PageDown キーを使ってスクロールしてください。の 文字入力」
と音声が聞こえます。ここで使用許諾契約に同意しなければインストール作業は進みませんので、使用許諾契約に同意してインストール作業を進めましょう。
。
タブキーを押すと、
「はいの 確認 Y」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、
「Windows Media ツールのセットアップのメッセージ ようこそ Windows Media ツールへ Bワ < 戻る エンターは 次へ Xワ セットアップの終了」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、
「Windows Media ツールのセットアップの 選択 完全インストール C」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、
「ディレクトリ:の 文字入力 D C:\Program Files\Windows Media Components」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、
「Windows Media ツールの警告メッセージ フォルダ "C:\Program Files\Windows Media Components" がありません。新しく作成しますか? エンターは はい Nワ いいえ 」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、
いろいろと音声が聞こえた後、
「Windows Media ツールのセットアップのメッセージ Windows Media ツールのインストールが完了しました。プログラムに必要なファイルが Windows Media フォルダに追加されました。 変換ツールは Windows のディレクトリにインストールされています。これらのユーティリティは
コマンド プロンプトから実行します。 セットアップ完了 ツールで作成された ASF コンテンツのレンダリングには、Windows Media Player が必要です。
Windows Media ASF インデクサを実行するには、Windows Media Player がインストールされている必要があります。 エンターは OK 」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと、インストール作業は完了です。
※Windows Media Toolsのインストール作業が完了し次回Windowsを起動した際に以下のメッセージが表示される場合があります。
「DCOM のリモート接続は使用できません。リモート接続が使用不可のときは Windows Media プレゼンタの一部の機能が正しく動作しません。リモート接続を使用可能にしますか?
使用可能にする場合は、再起動する必要があります。」
もし上記のメッセージが表示された場合はエンターキーを押して下さい。エンターキーを押すとメッセージは表示されなくなります。
さて、Windows Media Toolsをインストールすると、スタートメニューの「プログラム P メニュー」内に以下のメニューが追加されます。
「Windows Media メニュー」とその内に
「Windows Media ASF インデクサ」
「Windows Media エンコーダ」
「Windows Media オーサー」
「Windows Media ツール マニュアル」
さて、ここではパソコンのライン入力端子に接続したラジカセで約30分間の朗読テープを再生し、「Windows Media エンコーダ」を使用して音声(ライン入力)をリアルタイムにキャプチャしながらCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存する方法をレポートします。
※すでにパソコンのライン入力端子にラジカセが接続されパソコンで正常に録音などができる状態にあるものとして話を進めます。
スタートメニューの「プログラム P メニュー」の「Windows Media メニュー」の「Windows Media エンコーダ」を実行し、Windows Media エンコーダを起動して下さい。
Windows Media エンコーダを起動すると、
「ようこその 選択 クイックスタート Q」
と音声が聞こえます。
ここでは以下の4項目を上下カーソルキーで選択できます。
「クイックスタート Q」
「出入力オプションを含むテンプレート T」
「カスタム設定 C」
「既存の設定を開く O」
今回ここでは「出入力オプションを含むテンプレート T」を選択してエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと、
「Windows Media エンコーダの 選択 ダイヤルアップ モデム - ISDN マルチビット レート ビデオ」
と音声が聞こえます。
ここではあらかじめ定義されたWindows Media エンコーダの設定が21項目用意されていて、上下カーソルキーで選択できます。
※以下にあらかじめ定義された21項目の設定とその説明を掲載しました。
「ダイヤルアップ モデム - ISDN マルチビット レート ビデオ」
複数の帯域幅を持つ単一の ASF ストリームまたはファイルを作成します。28.8 kbps から 56 kbps までのダイヤルアップ モデムおよび単一チャンネル ISDN を使用したクライアント接続をサポートする複数の帯域幅を符号化する場合に、この設定を使用してください。この MBR ストリームの対象ビットレートは 22、29、34、37、および 57 Kbps で、150 Kbps のライブ配信帯域幅が可能である必要があります。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 8 kbps, 8 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 160x120
クリップした画像の位置 : ( 0, 4 )
クリップした画像の縦横サイズ : 160x112
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「イントラネット - 高速 LAN マルチビット レート ビデオ」
複数の帯域幅を持つ単一の ASF ストリームまたはファイルを作成します。ダイヤルアップ モデムから企業内の高速なインターネット接続までの範囲を使用したクライアント接続をサポートする複数の帯域幅を符号化する場合に、この設定を使用してください。この MBR ストリームの対象ビットレートは 150、300、500、および 700 Kbps で、1637 Kbps のライブ配信帯域幅が可能である必要があります。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 20 kbps, 22 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「28.8 k、56 k、および 100 k マルチビット レート ビデオ」
複数の帯域幅を持つ単一の ASF ストリームまたはファイルを作成します。28.8 Kbps および 56 Kbps のダイヤルアップ モデムから企業内のイントラネット接続までの範囲を使用したクライアント接続をサポートする複数の帯域幅を符号化する場合に、この設定を使用してください。この MBR ストリームの対象ビットレートは 22、35、および 100 Kbps で、144 Kbps のライブ配信帯域幅が可能である必要があります。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 8 kbps, 8 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 176x144
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「6.5 k 音声オーディオ」
声だけ、あるいは音声からのオーディオコンテンツに適切な ASF ストリームやファイルを作成します。 14.4 Kbps 以上のモデムを使用したクライアント接続をサポートする、単一の帯域幅をエンコードするには、この設定を使います。
オーディオ CODEC : ACELP.net
オーディオ形式 : 6.5 Kbits/s, 8000Hz, Mono
「16 k AM ラジオ」
AM ラジオの音質のモノラル オーディオ コンテンツを含む ASF ストリームまたはファイルを作成します。28.8 Kbps 以上のモデムを使用したクライアント接続をサポートする単一の帯域幅を符号化する場合に、この設定を選択してください。ラジオ、音楽、その他一般のコンテンツに適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 16 kbps, 16 kHz, mono
「28.8 k FM ラジオ モノラル」
28.8 Kbps 以上のモデムを使用したクライアント接続をサポートする、高音質のオーディオ ASF コンテンツを作成します。オーディオのみのコンテンツ (ラジオや音楽など) に適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 20 kbps, 22 kHz, mono
「28.8 k FM ラジオ ステレオ」
28.8 Kbps 以上のモデムを使用したクライアント接続をサポートする、高音質のステレオ オーディオ ASF コンテンツを作成します。音楽コンテンツに適しています。28.8 Kbps のオーディオ テンプレートも、ラジオやミックス オーディオなどを含むコンテンツに使用することができます。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 20 kbps, 22 kHz, stereo
「56 k ダイヤルアップ高音質ステレオ」
56 Kbps 以上のモデムを使用したクライアント接続をサポートする、高音質のステレオ オーディオ ASF コンテンツを作成します。ラジオ、音楽、その他一般のオーディオ コンテンツに適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 32 kbps, 22 kHz, stereo
「64 k 準 CD 音質オーディオ」
二重チャンネル ISDN 以上を使用したクライアント接続をサポートする 準 CD 音質のステレオ オーディオ ASF コンテンツを作成します。ラジオ、音楽、その他一般のオーディオ コンテンツに適しています。ローカル ディスク上での再生にも適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 64 kbps, 44 kHz, stereo
「96 k CD 相当音質オーディオ」
高速なインターネット接続および LAN 接続を使用するクライアントをサポートする CD 音質のステレオ オーディオ ASF コンテンツを作成します。ローカル ディスク上での再生にも適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 96 kbps, 44 kHz, stereo
「128 k CD 音質オーディオ」
高速なインターネット接続および LAN 接続を使用するクライアントをサポートする、CD 音質のステレオ オーディオ ASF コンテンツを作成します。ローカル ディスク上での再生にも適しています。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 128 kbps, 44 kHz, stereo
「28.8 k ビデオ - 音声」
28.8 Kbps ダイヤルアップ モデムを使用したクライアント接続をサポートする、ビデオ ASF コンテンツを作成します。プレゼンテーションやニュースなどの、主に音声主体のコンテンツに適しています。このテンプレートはマルチビットレートをサポートするため、ビデオのデータを追加すると、合計で 34 Kbps のライブ配信帯域幅が必要になります。
オーディオ CODEC : ACELP.net
オーディオ形式 : 5 Kbits/s, 8000Hz, Mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 176x144
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「28.8 k ビデオ - オーディオ強調」
28.8 Kbps ダイヤル アップ モデムを使用したクライアント接続をサポートする、ビデオ ASF コンテンツを作成します。音楽ビデオなどのような、オーディオの強調が必要なコンテンツに適しています。このテンプレートはマルチビットレートをサポートするため、ビデオのデータを追加すると、合計で 31 Kbps のライブ配信帯域幅が必要になります。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 8 kbps, 8 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 160x120
クリップした画像の位置 : ( 0, 4 )
クリップした画像の縦横サイズ : 160x112
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「28.8 k ビデオ - Web サーバー」
Web サーバーからのストリームに適切な 28.8 Kbps ASF ビデオを作成します。この設定は、 Windows Media サービスを使わないサーバー上で HTTP ストリームで ASF ファイルをホストする場合必要な、単一のビットレートを使います。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 8 kbps, 8 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 160x120
クリップした画像の位置 : ( 0, 4 )
クリップした画像の縦横サイズ : 160x112
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「56 k ダイヤルアップ モデム ビデオ」
56 Kbps ダイヤルアップ モデムを使用したクライアント接続をサポートする、ビデオ ASF コンテンツを作成します。このテンプレートはマルチビットレートをサポートするため、ビデオのデータを追加すると、合計で 52 Kbps のライブ配信帯域幅が必要になります。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 10 kbps, 11 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 176x144
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「56 k ダイヤルアップビデオ - Web サーバー」
Web サーバーからのストリームに適切な 56 Kbps モデム ASF コンテンツを作成します。この設定は、 Windows Media サービスを使わないサーバー上で HTTP ストリームで ASF ファイルをホストする場合必要な、単一のビットレートを使います。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 10 kbps, 11 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 176x144
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「100 k ビデオ」
企業 LAN または二重チャンネル ISDN 接続などの、100 Kbps ネットワーク接続を使用するクライアントをサポートする、ビデオ ASF コンテンツを作成します。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 16 kbps, 16 kHz, mono
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 15 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 8
「250 k ビデオ」
ケーブル モデム、DSL、および LAN 接続などの、250 Kbps ネットワーク接続を使用するクライアントをサポートする、ビデオ ASF コンテンツを作成します。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 32 kbps, 22 kHz, stereo
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 30 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 4
「512 k ビデオ」
ケーブル モデム、および LAN 接続などの、512 Kbps ネットワーク接続を使用するクライアントをサポートする、高画質ビデオおよび準 CD 音質オーディオ ASF コンテンツを作成します。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 64 kbps, 44 kHz, stereo
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 30 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 3
「1 Mb ビデオ」
高速なインターネット接続および LAN 接続を使用するクライアントをサポートする、1 Mbps 高画質ビデオおよび準 CD 音質オーディオ ASF コンテンツを作成します。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 64 kbps, 44 kHz, stereo
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 30 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 2
「3 Mb ビデオ」
高速なインターネット接続および LAN 接続を使用するクライアントをサポートする、3 Mbps 高画質ビデオおよび CD 音質オーディオ ASF コンテンツを作成します。
オーディオ CODEC : Windows Media Audio V2
オーディオ形式 : 96 kbps, 44 kHz, stereo
ビデオ CODEC : MS-MPEG4 V3
1 秒あたりのフレーム数: 30 fps
キャプチャ画像のサイズ : 320x240
ビデオの画質 : 0%
I フレームの間隔 (秒): 2
さて、今回は音声(ライン入力)をリアルタイムにキャプチャしながらCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存したいので、あらかじめ定義されたWindows Media エンコーダの設定21項目中5項目目の「16 k AM ラジオ」を選択しエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと、
「Windows Media エンコーダの 選択 ライブ ソース L」
と音声が聞こえます。
ここでは何をもとにASFファイルとして保存するのかを以下の2項目から上下カーソルキーで選択できます。
「ライブ ソース L」
「AVI / WAV / MP3 ファイル A」
ここではパソコンのビデオ入力端子やライン入力端子などから入力される画像や音声をリアルタイムにキャプチャしながらASFファイルとして保存する場合は、
「ライブ ソース L」
を選択します。
すでにパソコンに保存されているAVIファイルやWAVEファイル、MP3ファイルをもとにASFファイルに変換する場合は、
「AVI / WAV / MP3 ファイル A」
を選択します。
さて、今回は音声(ライン入力)をリアルタイムにキャプチャしながらCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存したいので、「ライブ ソース L」を選択してエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと、
「オーディオ キャプチャの 選択 既定 ( DS-XG Wave Recording ) D」
と音声が聞こえます。
※上記の「既定 ( DS-XG Wave Recording ) D」の部分は、環境により異なります。
ここでは使用するキャプチャデバイスを選択できますが、別に変更する必要はないのでこのまま「既定 ( DS-XG Wave Recording ) D」でエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと、
「Windows Media エンコーダの 選択 ネットワーク上の Windows Media サーバー S」
と音声が聞こえます。
ここではASFストリームをどこに出力するのかを以下の3項目から上下カーソルキーで選択できます。
「ネットワーク上の Windows Media サーバー S」
「ローカル ASF ファイル L」
「両方 O」
ここではASFストリームをWindows Media サーバーに出力する場合は、
「ネットワーク上の Windows Media サーバー S」
を選択します。
ハードディスクにASFファイルとして保存する場合は、
「ローカル ASF ファイル L」
を選択します。
ASFストリームをWindows Media サーバーに出力するとともにハードディスクにASFファイルとして保存する場合は、
「両方 O」
を選択します。
さて、今回はCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存したいので、「ローカル ASF ファイル L」を選択してエンターキーを押して下さい。
エンターキーを押すと、
「ファイル名:の 文字入力 F」
と音声が聞こえます。
ここでASFファイルをどこに保存するのかを入力して指定できます。
今回はCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存したいので、ここに
c:\無題.asf
または、
c:\無題
と入力して下さい。
ちなみにここに「無題」と入力した場合は保存先は、
C:\WINDOWS\無題.asf
になります。
次にタブキーを押すと、
「参照...の 確認 R」
などと音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すとASFファイルをどこに保存するのかを参照して指定できますが、今回はすでに保存先を入力して指定したので参照する必要はありません。
次にタブキーを押すと、
「最大サイズ (KB):の 切替 チェック ナシ M」
と音声が聞こえます。
ここでは保存するファイルのサイズを制限するかどうかを選択でき、スペースキーを押すごとに「チェック」と「チェック ナシ」が交互に切り替わります。
ここがチェックされている場合にタブキーを押すと、
「参照...の 文字入力 または選択 R 0」
と音声が聞こえます。
ここに保存するファイルの上限をKB単位で入力します。例えば、ここに「1024」と入力した場合は保存するファイルの上限は1024KB(1MB)になります。
今回は保存するファイルのサイズを制限する必要がないので、ここは「最大サイズ (KB):の 切替 チェック ナシ M」のままにしておきます。
次にタブキーを押すと、
「継続時間:の 切替 チェック ナシ D」
と音声が聞こえます。
ここでは保存するファイルの継続時間(録画や録音の継続時間)を制限するかどうかを選択でき、スペースキーを押すごとに「チェック」と「チェック ナシ」が交互に切り替わります。
ここがチェックされている場合にタブキーを押すと、
「参照...の 文字入力 R 0」
と音声が聞こえます。
ここに保存するファイルの継続時間を「分」「時間」「日」のいずれかの単位で入力します。
なお、初期状態では「分」単位になっていて、例えば、ここに「30」と入力した場合は保存するファイルの継続時間の上限は30分間になります。
また、ここでタブキーを押すと、
「参照...の 選択 R 分」
と音声が聞こえます。
ここでは保存するファイルの継続時間の単位を「分」「時間」「日」の3項目から上下カーソルキーで選択できます。
ここで選択した単位が先ほどの「参照...の 文字入力 R 0」に入力した数の単位になります。
今回は保存するファイルの継続時間を制限する必要がないので、ここは「継続時間:の 切替 チェック ナシ D」のままにしておきます。
次にタブキーを押すと、
「自動インデックス (早送りと巻き戻しが有効になります)の 切替 チェック A」
と音声が聞こえます。
ここでは保存するファイルにインデックスを付加するかどうかを選択でき、スペースキーを押すごとに「チェック」と「チェック ナシ」が交互に切り替わります。
ここがチェックされていると、少し時間がかかりますが保存時にファイルに自動的にインデックスが付加され、Windows Media Playerでファイルを再生する際に早送りと巻き戻しが有効になります。
また、ここがチェックされていなくても後でWindows Media ASF インデクサを使用してインデックスを付加することもできます。
※インデックスを付加していても音声だけのASFファイルとして保存したファイルは、Windows Media Playerで再生する際に早送りと巻き戻しが有効にならないようです。
今回はとりあえずそのままにしておきます。
次にタブキーを2回押すと、
「完了の 確認」
と音声が聞こえます。
ここでエンターキーを押すと設定は完了です。
エンターキーを押すと、
「の 確認」
と音声が聞こえます。
さて、いよいよ録音(エンコード)の開始です。
ラジカセのカセットテープの再生を開始し、プルダウンメニューの「エンコード E トップメニュー」の「開始 S」でエンターキーを押して下さい。
またはエンコード開始のショートカット「Ctrl+A」を入力して下さい。
※「開始 S」でエンターキーを押すと、「準備完了 メニュークローズ」と音声が聞こえます。
※ラジカセでカセットテープの再生を開始する前に録音(エンコード)を開始しても構いません。
録音(エンコード)中はハードディスクの回転音が聞こえると思います。また、 Ctrl+Alt+テンキー3 を入力してステータスバー読みを実行すると、
「ステータス情報 エンコード」
と音声が聞こえます。
さて、録音(エンコード)の停止です。
ラジカセのカセットテープの再生を停止し、プルダウンメニューの「エンコード E トップメニュー」の「停止 O」でエンターキーを押して下さい。
またはエンコード停止のショートカット「Ctrl+T」を入力して下さい。
※ラジカセのカセットテープの再生を停止する前に録音(エンコード)を停止しても構いません。
さて、今回はパソコンのライン入力端子に接続したラジカセでカセットテープを再生し、「Windows Media エンコーダ」を使用して音声(ライン入力)をリアルタイムにキャプチャしながらCドライブ内にAM ラジオ(モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存しました。
ASFファイルをどこに保存するのかを入力して指定できる「ファイル名:の 文字入力 F」で、「無題」と入力しておいたので、CドライブにはAM ラジオ(16kbps 16kHz モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」があります。
さて、Windows Media エンコーダを終了させようとすると、
「Windows Media エンコーダの警告メッセージ Untitled への変更を保存しますか? エンターは はい Nワ いいえ エスケープワ キャンセル」
と音声が聞こえます。
ここでは、Windows Media エンコーダの各種設定を保存するかどうかをタブキーまたは十字カーソルキーで選択できます。
各種設定を保存すると、次回Windows Media エンコーダを起動した際に今回と同じ各種設定のまま起動するので、すぐに録画や録音などを開始できます。
なお、各種設定の標準の保存先は「C:\My Documents\Untitled.asd」になっています。
今回は各種設定を保存せずに終了することにします。
「いいえの 確認 N
」
を選択しエンターキーを押すと各種設定を保存せずにWindows Media エンコーダは終了します。
次回Windows Media エンコーダを起動するとまず各種設定をすることになります。
Windows Media エンコーダの使用法については今回はここまでです。
今回はパソコンのライン入力端子に接続したラジカセで約30分間の朗読テープを再生し、「Windows Media エンコーダ」を使用して音声(ライン入力)をリアルタイムにキャプチャしながらCドライブ内にAM ラジオ(16 kbps, 16 kHz, モノラル)の音質のASFファイル「無題.asf」として保存しました。
保存した「無題.asf」のファイルサイズは約3.7MBほどになりました。
Windows Media Playerで再生してみると朗読を聞くには十分な音質でした。
ついでに書くと今回使用した約30分間の朗読テープを6.5 k 音声オーディオ(6.5 Kbits/s, 8000Hz, モノラル)の音質のASFファイルとして保存した「無題.asf」のファイルサイズは約1.64MBほどになりました。
Windows Media Playerで再生してみると先ほどのファイルと比べると音質は多少落ちますが朗読を聞くには十分な音質でした。
※音声だけのASFファイルは拡張子を「asf」から「wma」に変更するとWMAファイルになります。
例えば、音声だけのASFファイル「無題.asf」を「無題.wma」に変更するとWMAファイルになります。
Windows Media Toolsのマニュアルは、スタートメニューの「プログラム P メニュー」の「Windows Media メニュー」の「Windows Media ツール マニュアル」または、
C:\Program Files\Windows Media Components\Docs\print\nstools.doc
です。
ルーモ21 トップ
↑http://lumo21.net/